2026年5月の全米プロゴルフ選手権で、ジャスティン・トーマス選手が最終日65の好スコアでトータル5アンダー・2位タイという結果を残しました。2017年・2022年の2度の全米プロ制覇を持つJTが、2025年11月の椎間板手術からの復帰途中でメジャー復活劇を見せた今大会、その実力を改めて証明しました。
2026年全米プロでJTが使用したクラブセッティング全14本を、ゴルフ歴20年のふうまが100切りゴルファー目線で徹底解説します。タイトリスト完全フル装備でありながら、6番〜9番アイアンは「621.JT」という完全カスタムを使うこだわりや、2014年発売の11年前モデル「915Fd」を5Wとして使い続ける哲学、Truist Championship直前に変更した新パター「Phantom 9.5R」のエピソードまで、復活劇を支えたギア選びには100切りゴルファーにも参考になる学びが詰まっています。
この記事で分かること
- JTの2026年全米プロ クラブセッティング全14本
- 11年前の5W・椎間板手術復帰途中でも結果を出すJTの哲学
- 100切りゴルファーが参考にできるクラブ選びのヒント

ジャスティン・トーマスって、全米プロで2位タイ取ったけど、どんなセッティング?

タイトリストの完全フル装備だよ
特に驚くのは5W
2014年発売のタイトリスト915Fdという11年前のモデルを使い続けていて、これは全米プロ優勝のアーロン・ライ選手のM6ドライバー(7年)よりさらに古い「11年前モデル」だよ
6-9番アイアンは「621.JT」というJT専用の完全カスタムプロトタイプで、最終日65の爆発も新パター「Phantom 9.5R」効果が大きい

11年前のクラブを使い続けるなんて、すごいね。シェフラー選手やマキロイ選手と比べてどう違うの?

シェフラー選手はテーラーメイド契約でもウェッジとボールはタイトリストを使う混在型、マキロイ選手は完全テーラーメイド統一型
JTはタイトリストのブランドアンバサダーとして本当に全部タイトリストで揃えてる徹底ぶりだよ
そして「自分が信頼できるクラブを長く使い続ける」という哲学はライ選手にも通じる
マキロイ選手とシェフラー選手、ライ選手のクラブセッティングも下記で記事にしているから、是非見て
◆【2026年全米プロT5】ローリー・マキロイ選手のクラブセッティング
◆【2026マスターズ】スコッティ・シェフラー選手のクラブセッティング
◆【2026全米プロ優勝】アーロン・ライ選手の優勝バッグ
2026年全米プロ クラブセッティング全14本
※本記事のクラブセッティング情報は、各メディアの公開情報及び メーカー公式サイト・公認カタログサイトを基に作成しています。 最新のセッティング変更がある場合は、本記事内容を随時更新します。

JTのバッグで最も注目すべきは「タイトリストフル装備」と「11年前モデルの5W継続使用」の2点
ドライバーGT2、3W TS3、5W 915Fd(2014年発売)、アイアンはT200/T100/621.JTの3モデル混合、ウェッジは全部SM10+WedgeWorksプロトというタイトリスト一色のセッティングだよ
今シーズンはパターに悩んでいて、Phantom 5.5 → Newport 2 GSS Blade → Phantom 9.5Rと2回変更している
最終日65の好スコアは、Truist Championshipで投入した新パターの効果が確実に出ているね
全米プロ最終ラウンドハイライト動画
ドライバー:Titleist GT2(10°)

- タイトリスト最新のGT2を採用 → 高慣性モーメント設計でミスヒットへの寛容性が高い
- 10°ヘッドをD1設定で使用 → ロフトを少し立てて、フェードボールを打ちやすくする
- Mitsubishi Diamana Whiteboard 63TX → 中元調子で球を捕まえつつ高弾道を実現

GT2はタイトリストで一番寛容性の高いドライバー
JTはツアー選手の中では身長173cmと小柄な部類で、それでもツアートップクラスのヘッドスピードを出すために「振り抜きやすさ」を重視してGT2を選んでいるんだと思う
ロフトを「10°ヘッドをD1設定で立てる」という調整は、フェードボールを打ちやすくする上級者のテクニック
ふうまはジニコDERA MAX07D5Xを使っているけど、GT2はラウンドで試打した時に「ミスがミスにならない」感覚が強かった
100切りゴルファーには10.5°がおすすめで、JTのようにロフトを立てる調整はミスを増やすので避けてほしい
フェアウェイウッド:TS3(3W)+915Fd(5W)


- 3WはTS3(2022年発売)を継続使用 → タイトリスト2世代前のFW名作
- 5Wは915Fd(2014年発売・11年前モデル!)を使い続ける伝説 → アーロン・ライ選手のM6(7年)よりさらに古い
- 「自分に合うクラブを長く使う」哲学のJTバージョン → トッププロが11年同じ5Wを使う徹底ぶり

JTのフェアウェイウッドで最も衝撃的なのは「5Wに2014年発売の915Fd」を使っていること
これは2026年現在で11年前のモデルで、アーロン・ライ選手のM6ドライバー(7年)よりもさらに古い継続使用記録だよ
JTは「ロングホールでの正確性」「ティーショット代替」のために5Wを重宝していて、信頼できる915Fdから変えられないんだろうね
ロフトも18°ヘッドを19.5°にB3設定でアジャストして使うこだわり
ふうまはピン425・ピンツアー85Xを使っているけど、JTのように「結果が出るクラブは何年でも使い続ける」という姿勢は本当に学びになる
100切りゴルファーも、毎シーズン買い替えがちなアマチュアこそ「自分に合うクラブを長く使う」という哲学を取り入れてほしい
915Fdは中古市場でも比較的入手しやすいので、JTと同じ5Wを試したい人にはおすすめだよ
★5Wは新品・中古とも在庫なし
アイアン:T200(4番)+T100(5番)+621.JT(6-9番)


- 3モデルの混在セッティング → 番手ごとに最適なアイアンを選ぶ究極のフィッティング
- 4番はT200で寛容性UP、5番はT100で操作性、6-9番は完全カスタム → 上級者ならではの番手別最適化
- 621.JTはJT専用プロトタイプ(ゼロオフセット) → 「JT用に620・621を組み合わせた」という意味の特注モデル
- 全番手でDG Tour Issue X100に統一 → アイアンとウェッジの一部までシャフトを揃える徹底ぶり

JTのアイアンは「番手別に違うモデルを使う」という究極のフィッティング
4番T200・5番T100・6番〜9番621.JTという3モデル混在は、トッププロでもなかなか見ない徹底ぶりだよ
特に621.JTは「ゼロオフセット」というJT専用のこだわり仕様で、市販品では絶対に手に入らない
これは「ロングアイアンには寛容性、ミドルアイアンには操作性、ショートアイアンにはフィーリング」と、番手ごとに必要な性能が違うことを理解した上での選択
100切りゴルファーには真似できない選び方だけど、「4番アイアンをUTに置き換える」という発想は、JTの「ロングアイアンは寛容性重視」と通じる部分があるよ
ふうまはスリクソンZX5 Mk II・モーダス120Sを使っているけど、「アイアンとウェッジでシャフトを揃える」というJTの考え方は確実にスコアを安定させる
▶ アイアンのシャフト選び詳細はこちらで解説しています。
★621.JTアイアンは在庫なし
ウェッジ:Titleist Vokey SM10(46°・52°・56°)+WedgeWorksプロト(60°)


- ウェッジ4本体制(46/52/56/60度) → ショートゲームの達人らしい繊細なロフト構成
- 46/52/56度はVokey SM10(2025年シーズンモデル) → 最新SM11ではなく前作SM10を継続使用
- 60度だけWedgeWorksプロト(限定流通) → ツアー専用モデルでロブショットの精度を追求
- 微細なロフト調整 → 46→47.5°、52→52.5°、56→57°、60→60.5°と全本にカスタム

JTのウェッジセッティングで注目すべきは「微細なロフト調整」と「最新SM11ではなくSM10を継続使用」という2点
46度を47.5度、52度を52.5度、56度を57度、60度を60.5度と、全ウェッジで0.5度〜1.5度のロフト調整をかけている
これは「自分の距離感に合わせて、市販品のロフトを微調整する」というトッププロの世界
そしてアーロン・ライ選手がSM9(PW・GW)とSM11(SW)を混在使用しているように、JTもあえてSM10を継続使用していて、トッププロは必ずしも最新モデルに飛びつかない
シャフトも46度と52度はX100、56度と60度はS400と硬さを変えていて、ロブショットの繊細さも追求している
ふうまはアイアンとウェッジのシャフトをモーダスで統一しているけど、「番手ごとにシャフトを変える」というJTの徹底ぶりも参考になる
100切りを目指す段階では真似できないけど、「ウェッジのロフトは2-4度刻みで揃える」という基本だけは押さえてほしい
▶ ボーケイSM11/SM10の全モデル・グラインドの詳細解説はこちらで詳しく説明しています。
パター:Scotty Cameron Phantom 9.5R Tour Prototype🆕

- 2026年5月のTruist Championshipから採用 → シーズン中3回目のパター変更
- キャム・ヤングと同型のスペック → JTからScotty Cameron担当者(Brad Cloke氏)に「Give me Cam’s putter」と直接依頼
- 長いサイトライン・jet neck → 左右の打ち分けがしやすく、特に左→右パットで効果的
- シーズン152位→Truistで11位→全米プロ最終日65 → SG: Puttingの数値が劇的改善

JTのパター変更ストーリーは2026年シーズンの面白いエピソードのひとつ
シーズン開幕からSG: Puttingで152位と苦しんでいたJTが、マスターズでPhantom 5.5に不満を持ち、RBC HeritageでバックアップのNewport 2 GSS Bladeに変更
Cadillac Championshipでも継続使用したけどSG: Puttingでマイナス6ストロークの大失敗
そしてTruistでついに「Cam Young’s putter」を選んだ
「キャム・ヤングのパターをそのままくれ」とテキストでScotty Cameron担当のBrad Cloke氏に依頼するエピソードは、トッププロのプライドより結果を優先する姿勢が表れていて好印象だよ
結果としてTruistで11位、全米プロでも最終日65と効果は絶大
これは100切りゴルファーにとっても「上手い人を真似る勇気」という大切なヒントになる
ふうまはクロスパット・アームスゲインを使っているけど、JTのように柔軟にパターを変えられる勇気は本当に見習いたい
▶ Spider Tour Xなどのマレット型パター詳細はこちらで詳しく説明しています。
ボール:Titleist Pro V1x

- タイトリスト Pro V1xを継続使用 → 高弾道・高スピン性能でショートゲームの止まりを追求
- Pro V1ではなく Pro V1xを選択 → 飛距離とコントロールのバランスでV1xを選ぶ
- 市販品で購入可能 → JTと同じボールでプレーできる

JTはPro V1xを使い続けている
シェフラー選手はPro V1、マキロイ選手はTP5、アーロン・ライ選手もPro V1と、ボール選びはトッププロでも好みが分かれるよ
ふうまもタイトリストV1Xを使っているけど、Pro V1xは「飛距離も欲しい・スピンも欲しい」という欲張りなゴルファーには最高のボール
ヘッドスピード40m/s以下だと打感が硬く感じるかもしれないので、その場合はPro V1(柔らかめ)を試した方が合うかもしれない
ライ選手はPro V1、JTはPro V1xという選択の違いも、自分の好みで決められる材料になるよ
100切りゴルファーが参考にできる3つのポイント
ポイント1:信頼するクラブを長く使い続ける(11年前の5W継続使用)
JTは2014年発売のタイトリスト915Fdを5Wとして11年使い続けている。アーロン・ライ選手のM6(7年)に匹敵する、「最新クラブに頼らない哲学」の体現者。100切りゴルファーも、信頼できる1本を見つけたら使い込む覚悟が大切で、毎シーズン買い替えがちなアマチュアこそ参考にしたい姿勢だよ。
ポイント2:迷ったらトッププロのパターを真似る勇気
JTは「Cam Young’s putter」をそのまま採用してパター不調を脱した。「自分のスタイルを貫く」より「上手い人を真似る」方が早道なケースもある。100切りを目指すゴルファーも、信頼できるゴルファーが使っているパターを試してみる勇気は大切。プライドが邪魔をしてスコアが伸びないこともあるから、柔軟性を持って取り組んでほしい。
ポイント3:番手ごとに最適なアイアンを選ぶ(T200・T100・621.JTの3モデル混在)
JTは「4番T200・5番T100・6-9番621.JT」という3モデル混在のアイアンセットを使う。「ロングアイアンは寛容性、ミドルは操作性、ショートはフィーリング」と番手ごとに性能を変える究極のフィッティング。100切りゴルファーは真似できないけど、「ロングアイアンをUTに置き換える」という発想は応用可能だよ。

JTのセッティングから学べる最大のポイントは「徹底したこだわり」だよ
タイトリストフル装備でも番手ごとに3モデル使い分け、ウェッジのロフトを0.5度単位で調整、5Wは11年前のモデルを使い続け、パターはシーズン中3回変更してまで自分の感覚を追求する
世界トッププロでもこんなにクラブ選びにこだわるんだから、100切りを目指す段階でも「自分に合うクラブを真剣に探す」姿勢が大切だよ
よくある質問
Q. タイトリストGT2ドライバーは100切りゴルファーに向いていますか?
向いています。GT2はタイトリスト史上最も寛容性の高いドライバーで、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーでも十分恩恵を受けられます。ただしJTの10°D1設定は強弾道・フェード狙いの設定で、一般ゴルファーは10.5°標準設定を選ぶのがおすすめです。シャフトもDiamana Whiteboard 63TXは硬すぎるので、SまたはR表記の純正シャフトから始めてください。
Q. T100/T200アイアンは100切りに向いていますか?
T200は寛容性が高く、100切り直前〜90台のゴルファーには対応できます。T100は中上級者向けで、100を切れていない段階では難しいかもしれません。タイトリストアイアンを検討するならT350やT400の方が100切りには断然向いています。
Q. ボーケイSM10とSM11、どちらを選ぶべきですか?
JTはSM10を継続使用、ライ選手はSM9+SM11の混在使用と、トッププロでも最新モデルに飛びつくとは限りません。SM10は2024年発売・SM11は2025年発売で、スピン性能は同等レベル。100切りを目指す段階では中古市場で安く入手できるSM10、または最新モデルのSM11どちらでも対応できます。バウンス角とグラインドの選択の方が重要で、フィッティングで決めるのが正解です。
まとめ
- ドライバーはGT2(10°D1設定)、3WはTS3(2022年)、5Wは2014年発売の915Fdという11年前モデル継続使用が伝説
- アイアンはT200(4)+T100(5)+621.JT(6-9)の3モデル混在で番手別フィッティング
- ウェッジは全本Vokey SM10+WedgeWorksプロト60°、微細なロフト調整で距離感を作る
- パターはTruistから新採用のPhantom 9.5R(キャム・ヤング型)で最終日65の好スコアを実現
- タイトリストフル装備+椎間板手術復帰途中での全米プロ2位T復活劇
- 100切りへの3大ヒント:信頼するクラブを長く使う・上手い人を真似る勇気・番手ごとに最適なアイアンを選ぶ

2026年全米プロでJTが2位タイ・最終日65の好スコアを出した背景には、5月のTruist Championshipで投入した新パター「Phantom 9.5R」の効果が大きい
そして2014年発売の915Fdという11年前の5Wを使い続ける哲学は、アーロン・ライ選手のM6(7年)と並ぶ「最新クラブに頼らない」姿勢の象徴
世界トッププロでもパター不調に悩み、上手い同僚のパターをそのまま採用してまで結果を求める姿勢は、100切りを目指すアマチュアにも大切な姿勢を教えてくれる
「自分のゴルフに必要なクラブを正直に選ぶ」というJTの徹底ぶりは、ふうま自身も学びたいところだよ
関連記事
◆【2026年全米プロ優勝】アーロン・ライのクラブセッティング全公開|7年前M6ドライバーで初メジャー制覇
◆【2026年全米プロT2】ジョン・ラームのクラブセッティング14本
◆【2026マスターズ】スコッティ・シェフラーのクラブセッティング14本


コメント