2026年5月の全米プロゴルフ選手権で、ジョン・ラーム選手がトータル6アンダー・T2フィニッシュという結果を残しました。LIVゴルフ移籍後初めて挑むメジャーチャンピオンシップで、スペイン人として2022年セルジオ・ガルシア以来となるメジャー2位という快挙を達成。優勝のアーロン・ライ選手に3打差まで詰め寄りながら、最終日の6連続パーで届かなかったドラマがありました。
2026年全米プロでラーム選手が使用したクラブセッティング全14本を、ゴルフ歴20年のふうまが100切りゴルファー目線で徹底解説します。LIV契約のLegion XIII主将でありながら、キャロウェイ・オデッセイの完全契約継続を貫く完全統一型バッグの哲学や、2026年シーズンから採用したElyte Triple Diamondドライバー・Opus SPウェッジ・Ai-One #24 Slantパターの最新トレンドまで、トッププロのギア選びには100切りゴルファーにも参考になる学びが詰まっています。
この記事で分かること
- ラームの2026年全米プロ クラブセッティング全14本
- LIVゴルフ選手として全米プロT2フィニッシュの背景
- 100切りゴルファーが参考にできるクラブ選びのヒント

ジョン・ラーム選手って、全米プロでT2位だったけど、どんなクラブを使っているの?

完全キャロウェイ統一型のバッグだよ
2023年にLIVゴルフへ移籍したけどキャロウェイ契約は継続していて、2026年シーズンからドライバーをElyte Triple Diamondに更新、ウェッジもJAWS RAW→Opus SPに、パターもRossie S→Ai-One #24 Slantに変えている
最終日は6連続パーで失速したけど、スペイン人として2022年セルジオ・ガルシア以来のメジャー2位という快挙だよ

LIV選手なのにメジャーで2位タイ取れるんだね?

LIVゴルフ選手はPGAツアー主催のメジャーで戦う機会が限られていて、ラーム選手もここ最近はメジャーで苦戦していた
でも今回のT2は「LIV移籍はメジャーで戦えない」という疑問に答える結果になったね
キャロウェイの完全統一型は契約の縛りもあるけど、「シャフトの振り感」「ヘッドの感覚」を統一できるメリットも大きいよ
シェフラー選手、マキロイ選手、ライ選手、JT選手のクラブセッティングも下記で記事にしているから、是非見て
◆【2026マスターズ】スコッティ・シェフラーのクラブセッティング
◆【2026年全米プロ優勝】アーロン・ライのクラブセッティング
◆【2026年全米プロ2位T】ジャスティン・トーマスのクラブセッティング
- 2026年全米プロ クラブセッティング全14本
- 最終ラウンドハイライト動画
- 2026年全米プロ・大会経過の振り返り
- ドライバー:Callaway Elyte Triple Diamond(10.5°)
- フェアウェイウッド:Paradym Ai Smoke TD(3W・5W)
- ユーティリティ:Callaway Apex UT(2023年)
- アイアン:Callaway Apex TCB(4-PWの7本フルセット)
- ウェッジ:Callaway Opus SP(52°・56°・60°)
- パター:Odyssey Ai-One #24 Slant
- ボール:Callaway Chrome Tour X
- 100切りゴルファーが参考にできる3つのポイント
- よくある質問
- まとめ
- 関連記事
2026年全米プロ クラブセッティング全14本

ラーム選手のバッグは「キャロウェイ+オデッセイで完全統一」のセッティング
ドライバーElyte Triple Diamond、FWはParadym Ai Smoke TD、UTはApex UT、アイアンApex TCB、ウェッジOpus SP、パターAi-One #24 Slant、ボールChrome Tour Xという完全契約継続バッグだよ
2023年マスターズ優勝時のセッティングをベースに、2026年シーズンに3点(ドライバー・ウェッジ・パター)を最新モデルに更新している
LIV契約後もキャロウェイとの蜜月関係を維持しているのは、世界トッププレーヤーとして異例の継続契約だね
最終ラウンドハイライト動画
2026年全米プロ・大会経過の振り返り
| ラウンド | スコア | TODAY | ハイライト |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 69 | -1 | 安定したスタート |
| 2日目 | 70 | E | 守りのゴルフ |
| 3日目 | 67 | -3 | 本大会ベストスコアでT2に浮上 |
| 4日目 | 68 | -2 | 序盤2バーディで首位タイ→終盤6連続パーで失速 |
| 合計 | 274 | -6 | T2フィニッシュ(優勝ライから3打差) |

ラーム選手は2026年全米プロを「Same Process, Higher Stakes(同じプロセスで、より高い舞台)」というキーワードで戦い抜いた
最終日は序盤に2バーディを獲得して首位タイに並んだけど、3番・7番でボギーを叩き、後半6連続パーで失速
「パターは武器ではなく、信頼できる足軽だった」とGolf Digestが評する通り、ショットメーカーとしての真価は発揮したけどパター不振が響いた4日間
それでもスペイン人として2022年セルジオ・ガルシア以来のメジャー2位は、LIV移籍後のラーム選手にとって大きな復活の一歩だよ
ドライバー:Callaway Elyte Triple Diamond(10.5°)

- 2026年シーズン最新ドライバーElyte Triple Diamondに更新 → 前作Paradym Ai Smoke TDから進化
- 10.5°ロフトを使用 → 高弾道で飛距離と高さを両立する強気のセッティング
- Fujikura Ventus Black 7X → 重め×硬めのシャフトで方向性を最優先

ラーム選手のドライバーは2026年シーズンからElyte Triple Diamondに更新されている
キャロウェイ最新ドライバーで、前作Paradym Ai Smokeからの進化版
10.5°のロフトは強気のセッティングで、ラーム選手のHS125mph(約55m/s)級なら十分使いこなせるけど、100切りゴルファーには同じElyteシリーズの「MAX」が断然おすすめ
ふうまはジニコDERA MAX07D5Xを使っているけど、ラーム選手のような重量級シャフト(Ventus Black 7X)は普通のアマチュアには硬すぎて振り抜けない
SまたはR表記の純正シャフトから始めるのが正解だよ
フェアウェイウッド:Paradym Ai Smoke TD(3W・5W)

- 3WはParadym Ai Smoke TD T HL(16°) → 高弾道仕様のツアー版で2オン狙いの戦略性を確保
- 5WはParadym Ai Smoke TD T(18°) → スタンダード版でロングPar3対応
- Graphite Design Tour AD-DI 8Xで統一 → 重量級シャフトで方向性最優先

ラーム選手のFWは3WがTD T HL(HL=ハイローンチ仕様)、5WがTD Tという2モデル混在
これは「3Wは球を上げたい、5Wは標準弾道」という細かい使い分け
シャフトは両方ともグラファイトデザインTour AD-DI(カラーは黒)の8Xで統一していて、振り感を揃えるトッププロらしいこだわり
ふうまはピン425・ピンツアー85Xを使っているけど、ラーム選手のFWセッティングから学べるのは「3Wと5Wでヘッドの仕様を変える勇気」
100切りを目指す段階でも「5Wだけまずは安定モデルから」という選び方は十分有効だよ
クラブセット全体の組み立てはまず100切りに必要なクラブセットの選び方で全体像を掴むのがおすすめ
ユーティリティ:Callaway Apex UT(2023年)

- 2023年発売のApex UTを継続使用 → アイアン寄りの構え心地のロングアイアン代替
- 中空構造 → 打感とやさしさのバランスが良い
- ツアー採用実績多数 → プロからの信頼が厚いモデル

ラーム選手のApex UTは「ロングアイアンの代替」として使用しているUT
アイアン寄りの構え心地で、ハイブリッド系より操作性が高いのが特徴
中空構造で打感とやさしさのバランスも良く、トッププロでも信頼している1本だよ
ただし100切りゴルファーには難易度がやや高めで、寛容性重視ならハイブリッド系(Apex HybridやMavrik Maxなど)の方が安心
ふうまはピンツアー85Xというヘビーなシャフトを使っているけど、UTは「アイアンの距離感」を引き継げるかが選びどころだよ
アイアン:Callaway Apex TCB(4-PWの7本フルセット)

- 4番からPWまでの7本フルセット → ロングアイアンを自在に操る技術力の証
- 軟鉄鍛造マッスル寄りキャビティバック → 操作性と打感を最優先
- Project X 6.5で全番手シャフト統一 → 番手間の距離感のブレをなくす

ラーム選手のApex TCBは軟鉄鍛造のマッスル寄りキャビティバック
4番からPWまでの7本フルセットで、ロングアイアンも自在に操る技術力が伺える
シャフトは全番手Project X 6.5で統一していて、ウェッジまで同じシャフトを使うこだわりよう
ふうまはスリクソンZX5 Mk II・モーダス120Sを使っているけど、「アイアンとウェッジのシャフトを揃える」というラーム選手の考え方は確実にスコアを安定させる
100切りゴルファーには難易度が高いので、キャロウェイなら「Apex CB」「Apex Pro」など中空・ポケットキャビティ系の方がやさしくておすすめだよ
▶ アイアンのシャフト選び詳細はこちらで解説しています。
ウェッジ:Callaway Opus SP(52°・56°・60°)

- 2025年発売のOpus SPに更新 → 前作JAWS RAWから進化したスピン性能
- 52°・56°・60°の3本体制 → ショートゲームの全領域をカバー
- Project X 6.5で統一 → アイアンと同シャフトで距離感を揃える

ラーム選手のウェッジは2025年シーズンにJAWS RAW→Opus SPに更新している
Opus SPは「Spin Performance」モデルで、グルーブとフェース処理を最適化してスピン量を最大化
52°・56°・60°の3本構成は4度刻みの基本に近く、フルショットからグリーン周りまで全領域をカバーする戦略
シャフトもアイアンと同じProject X 6.5で揃えていて、トッププロらしい距離感の統一化
ふうまはアイアンとウェッジのシャフトをモーダスで統一しているけど、「ウェッジまでシャフトを揃える」というラーム選手の考え方は100切りを目指す段階でも応用できる
ただしOpus SPはバウンス選びが重要で、芝質に合わせた選択が必要なので、100切りゴルファーはバウンス角の大きいクリーブランドCBZなどの方がミスに強くておすすめだよ
▶ ボーケイSM11との比較や、初心者向けウェッジの詳細解説はこちらで詳しく説明しています。
パター:Odyssey Ai-One #24 Slant

- 2025年シーズン中にRossie S→Ai-One #24 Slantに変更 → 「Ai-One」AI設計の最新インサート
- より角ばったマレット形状 → 前作のRossie Sより方向性重視
- トップは全面ブルーのカスタム仕様 → ラーム選手専用カラー

ラーム選手は2025年シーズン中にパターをRossie SからAi-One #24 Slantに変更している
「Ai-One」はオデッセイのAI設計インサートで、オフセンターヒット時のボールスピード減少を従来の20%→5%に抑制する技術
ヘッド形状はRossie Sの丸みのあるマレットからより角ばった「#24 Slant」に変わっていて、構えやすさと方向性を重視した選択
ただし全米プロでは「The putter hasn’t been a weapon」(パターは武器ではなかった)とGolf Digestに評されていて、最終日の6連続パー失速の一因にもなった
ふうまはクロスパット・アームスゲインを使っているけど、Ai-One系はマレット型でストロークが直線的な人ほど恩恵を感じやすい
パター選びはJTのように「上手い人のパターを真似る勇気」も大切だよ
▶ マレット型パターの詳細解説はこちらで詳しく説明しています。
ボール:Callaway Chrome Tour X

- Callaway Chrome Tour Xを継続使用 → 4ピースウレタンカバーのフラッグシップ
- 低めの弾道+高スピン → ラーム本人「飛距離が長く、ミスでも分散が少ない」と評価
- 市販品で購入可能 → ラームと同じボールでプレーできる

ラーム選手はキャロウェイのフラッグシップ「Chrome Tour X」を継続使用
ラーム本人によると「飛距離が長く、ミスショットでも分散が少ない。少し低めの弾道とスピンの増加で弾道とトラジェクトリーをコントロールできる」とのこと
シェフラー選手はPro V1、JTはPro V1x、マキロイ選手はTP5、ライ選手はPro V1、ラーム選手はChrome Tour Xと、トッププロでもボール選びは好みが分かれる
ふうまはタイトリストV1Xを使っているけど、Chrome Tour Xは高スピン系で打感が固めなので、HS40m/s以下なら同シリーズの「Chrome Tour」または「ERC Soft」の方が打感が柔らかくておすすめ
100切りゴルファーが参考にできる3つのポイント
ポイント1:契約メーカーに徹底する選び方(キャロウェイフル装備)
ラーム選手はキャロウェイ・オデッセイで完全統一している。LIV移籍後もキャロウェイ契約を継続し、ドライバーからパターまで全14本をブランド統一する徹底ぶり。100切りゴルファーも、信頼しているブランドが1つあれば、まずはそのブランドの中で全クラブを揃えるのも選択肢の一つだよ。
ポイント2:プロ仕様は真似ない(やさしさ系を選ぶ)
ラーム選手のApex TCBアイアン・Elyte Triple Diamondドライバー・Opus SPウェッジは全てツアープロ向け。100切りを目指すゴルファーは「同じシリーズのやさしさ系モデル」を選ぶのが正解で、Apex CB・Elyte MAX・Opus(無印)など、寛容性の高いモデルが用意されているよ。
ポイント3:シャフトを揃える(Project X 6.5統一)
ラーム選手はアイアンからウェッジまでProject X 6.5で全番手シャフトを統一している。番手間でシャフトを揃えることで、距離感のブレを最小化できる効果がある。100切りを目指す段階でも、「アイアンとウェッジのシャフトを揃える」だけで距離感が改善する効果があるので、ぜひ試してみてほしい。

ラーム選手のセッティングから学べる最大のポイントは「ブランド統一とシャフト統一の徹底ぶり」だよ
LIVゴルフ移籍後もキャロウェイ契約を継続し、ドライバーからパターまで全14本をブランド統一する姿勢は、フィーリングの一貫性を最優先にした選択
全米プロT2という快挙の背景にあるのは、こうした徹底したクラブ選びの哲学
100切りを目指すゴルファーも、「ブランドを揃える」「シャフトを揃える」という2つの視点を意識するだけで、スコアの安定につながる可能性があるよ
よくある質問
Q. Callaway Elyte Triple Diamondドライバーは100切りゴルファーに向いていますか?
向きません。Elyte Triple Diamondはツアープロ向けの操作性重視モデルで、HSが控えめなアマチュアには振り抜けない・キャリーが出ないリスクがあります。同じElyteシリーズなら「MAX」または「MAX FAST」の方がやさしくキャリーを稼げます。シャフトもVentus Black 7Xは硬すぎるので、SまたはR表記の純正シャフトから始めてください。
Q. Apex TCBアイアンは100切り狙いに向いていますか?
向きません。Apex TCBはマッスル寄りのキャビティバックで、スイートエリアが狭くミスへの寛容性が低いため100切り段階には難しすぎます。キャロウェイなら「Apex CB」「Apex Pro」など中空・ポケットキャビティ系の方がやさしくておすすめです。
Q. Callaway Opus SPウェッジは100切りゴルファーに向いていますか?
スピン性能と操作性に優れたモデルで、100切り直前〜90台のゴルファーには十分対応できます。ただし100切りを目指す段階では、バウンス角が大きく寛容性の高いモデル(クリーブランドCBZなど)の方がミスに強くておすすめです。Opus SPはバウンス選びが重要で、芝質に合わせた選択が必要です。
まとめ
- ドライバーは2026年シーズン最新のElyte Triple Diamond(10.5°)、3W・5WはParadym Ai Smoke TDの2モデル混在
- アイアンはApex TCB 4-PWの7本フルセット、ロングアイアンも自在に操る技術力の証
- ウェッジは2025年最新のOpus SP(52・56・60°)、JAWS RAWからの最新更新
- パターは2025年シーズン中にRossie S→Ai-One #24 Slantに変更、AI設計インサートで安定性UP
- ボールはChrome Tour Xを継続使用、完全キャロウェイ・オデッセイ統一型
- LIV移籍後もキャロウェイ契約を継続し、スペイン人として2022年セルジオ・ガルシア以来のメジャー2位を達成
- 100切りへの3大ヒント:契約メーカーに徹底する選び方・プロ仕様は真似ない・シャフトを揃える

2026年全米プロでラーム選手はT2位に終わり、スペイン人初の全米プロ制覇は来年以降に持ち越しになった
でも、LIV移籍後初のメジャーTopフィニッシュは「LIV選手はメジャーで戦えない」という疑問に答える結果になった
最終日の6連続パー失速は悔しいけど、トータル6アンダーは2位タイの好成績
キャロウェイ・オデッセイ完全統一型のセッティングと、徹底したシャフト統一というラーム選手の哲学は、100切りを目指すゴルファーにも応用できる視点をたくさん与えてくれる
全英オープン・全米オープンでのラーム選手の挑戦が楽しみだ
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